N様邸、窓扉について。

こんにちは、首藤です。

先日、6月3~4日に見学をさせて頂くN様邸の

窓飾りについて書きましたが、

中世では実際どうだったのか、少し調べました。

雨風から窓ガラスを守る

現代の雨戸と

同じ働きの物かと思っていましたが

少し違っていました。

確かに現在そのように使われている場面もある様ですが。

20170515132119-5ab8545ccb044b8aae5772eb22e19a288018e683.jpg中世の当時、ガラスは教会がステンドグラスとして

ほぼ独占しており

庶民の家にはガラス窓はありませんでした。

ガラスなしの吹抜け明り取窓から打ち込む風雨を防ぐ、

雨戸が本来の働きだったようです。

20170515132632-46093c13d2d95e87588f3a8b296ea78db85bdefc.jpgそれでもデザイン的には、窓をお洒落に見せますよね。

実用の用の美ということでしょうか。

当然冬は閉めっぱなしになり

冬中、暗い中で暮らしてたんでしょう。

意外な真実でした。

by 首藤。

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